懐古屋

ゲーム(主に対戦格闘ゲーム)やプロ格、フィギュア等々いろいろ懐古する

GUNSLINGER GIRL(2003年)

通称「ガンスリ」。この作品がアニメ化されてもう20年以上経つのかと思うと時が過ぎるのは本当に早いなぁと感じます。
舞台はイタリア。政府のある機関が非人道的な人体実験のような事を行ってますが、実在の国名使って大丈夫?と今更ながら心配になります。
その機関により身体的障害を負う少女たちを義体と呼ばれる体に強化改造を行い、対テロ用に暗殺のプロへと育て上げ戦っていくというお話。
(子供が選ばれているのは「若い素体が適している。」という説明だったと思うが、少年はいない。少女限定の理由は特に語られておらず。)
改造と共に行われるのが「条件付け」と呼ばれるもので、有り体に言えば投薬による洗脳。条件付けの程度は少女個々に付く担当官の裁量次第。
少女たちは担当官に対して恋心にも似た気持ちで命令に忠実な屈強な兵士となる反面、記憶障害や短命といった運命を背負わされます。
書類を提出すれば担当官のプライベートに連れ出すことも可能で、担当官がロリコンだった場合はかなりヤバいことになるね。
途中で池田秀一さん(「機動戦士ガンダムUCフル・フロンタル役など)CVのキャラも登場。思わず「お…シャア?」となりました。

……。(第6話「報酬」)

ヘンリエッタの担当官ジョゼは条件付けをかなり抑制している。ジョゼが他の少女や同僚女性と話すだけで嫉妬の気持ちを抱いている描写も。
アニメでは語られていないが、ジョゼは彼女に対し亡き妹を重ねている。ヘンリエッタCVは南里侑香さん(「坂道のアポロン」迎律子役など)。

ドイツ語の《eu》は《oi》って読むから。(第9話「彼岸花」)

リコの条件付けは最も強めで担当官からも道具扱いではあるものの精神的には安定。リコCVは三橋加奈子さん(「涼風」朝比奈涼風役など)。
リコに語学を教えるトリエラは逆に軽めで担当官に対し口答えする事も。トリエラCVは仙台エリさん(「ロケットガール」森田ゆかり役など)。

私が淋しいかどうかは私が決めるの。(第5話「約束」)

クラエスが任務に就く事はほぼない。代わりに義体の限界試験を重点的に担当させられている。トリエラと相部屋で専ら読書に耽っている様子。
戦闘モード時は本来必要のない眼鏡を外す。自身も忘却のある約束に従って…。クラエスCVは小清水亜美さん(「キルラキル」纏流子役など)。

私も作戦に参加させてください!(第12話「共生」)

組織にとって初めての義体であるアンジェリカは入院しがち。担当官マルコーは最初は優しかったが、徐々に彼女を冷遇。ドジっ子だから?
最初の被験者なんだし、もう少し大目に見てあげれば…。アンジェリカCVは寺門仁美さん(「ぴちぴちピッチ」宝生波音役など)。

 

この5人が一つの絵の中に納まるのはオープニングで階段に佇むイメージ画以外では最終回間近の、この場面ぐらい。
実はもう一人義体の少女は登場しますが、詳細は敢えて触れないでおきます。
(名前はエルザ。CV担当は能登麻美子さん(「地獄少女閻魔あい役など)。因みに名前だけは先行して第3話に台詞の中に出て来ます。)
゛美少女アサシン゛は他アニメや漫画でも偶にいますが、この作品における彼女たちは儚さや危さを伴う点で愛おしく感じてしまうのかも。
ガンスリに関しては5年後の2008年に「GUNSLINGER GIRL-IL TEATRINO-」というタイトルで第二期アニメも放送されています。
ただ、アニメ制作会社変更に伴い絵柄が大分変っている上に声優陣も一新となっており、第一期のファンからは残念がる声も聞かれました。
第二期については脚本を原作者の相田裕先生自らが担当されており、相田先生にとっては思い入れがあるものと思われます。
相田先生はイタリアの歴史や文化についてかなり造詣が深いですね。アニメよりも原作を読んでみるとそう感じます。