桜庭は日本の総合格闘技史を語るうえで絶対外せない人ですね。
全盛期は立ってよし寝てよしで日本唯一のUFC殿堂入りも頷けるところです。
ただ強いだけではなくプロレスラーらしく魅せることも忘れない選手で、
当時は入場テーマ曲が流れただけで物凄い盛り上がりと声援でした。
印象に残っている試合はホイス戦（1回目）や秋山戦（悪目立ち…）ですかね。
「すごい滑るよー！」
あとは天敵シウバ（対戦成績3戦全敗）との試合で何とか出来てれば
PRIDEでベルトも巻けていたのになぁ。
どちらにしてもレジェンドであることは間違いないです。
残念だったのはヒクソン戦が実現しなかったことかな。
ただ晩年はケガの影響もあってか危なっかしい試合が多くなり、
寝かされて顔面に連打を食らうなど見てる側がヒヤヒャさせられました。
魔裟斗が全盛期に引退したのとは対照的に桜庭の場合は
ボロボロになっても納得いくまで現役を続けるタイプのようでした。
実際、今でも特に引退宣言とかはなくオファーがあれば
やろうとしてしまうんじゃないかとさえ思ってしまいます。
（さすがにオファーを出す主催者はいないだろうし（出せば炎上案件）、
出場しようとしても周りが止めるでしょうけど。）
今のところ総合最後の試合は2015年年末の青木戦で桜庭は当時46歳でした。
無茶するなぁ…。
