懐古屋

ゲーム(主に対戦格闘ゲーム)やプロ格、フィギュア等々いろいろ懐古する

自虐の詩(業田良家)全2巻

基本的に4コマ漫画ですが下巻あたりからストーリー仕立てになっていきます。
漫画の帯には「日本一泣ける文庫」と書かれていましたが、少しオーバーかな。
前半は自己否定感の強い薄幸の主人公と賭け事が趣味の内縁の夫(無職)の物語。
(余談ですが、主人公を見てるとケータイ大喜利の下積長子を思い出します。)
後半は過去編での恋愛・友情等を中心にクライマックスへと向かっていきます。
「私の人生は先手必敗よ」そんなネガティブな言葉初めて聞きました…。
因みにこの漫画は中谷美紀阿部寛主演で2007年に映画化もされています。
熊本さん役がアジャ・コングって完全に見た目だけでの配役ですね。