懐古屋

ゲーム(主に対戦格闘ゲーム)やプロ格、フィギュア等々いろいろ懐古する

新世紀エヴァンゲリオン劇場版(1997年)

いわゆる「旧劇場版」というやつですね。TVシリーズの最後2話が心象表現に終始したため批判も多く、改めて作り直された形となりました。
しかしながら、最終話「まごころを、君に」ではやっぱり心の内面を描いた表現が使われ、(TVシリーズよりは少ない感じでしたが)
さらに実写パートが挿入される等「一体、何を見せられているのだろう?」という気持ちにはなりましたね。
ヱヴァンゲリヲン新劇場版ではこの反省を生かしたのか実際に起こっている事象を追って進行していたように感じました。)
物語の冒頭から主人公の自慰という衝撃シーンから始まり、アスカやレイのおっぱいも露わになるなど(特にレイに至っては全編ほぼ裸状態)
近年のコンプライアンスでは扇情的と扱われるかもしれないので、もしかしたら地上波ノーカット放送はもう無理かな?

「キモチワルイ」(第26話「まごころを、君に」)

ラストシーンも私にはよく分からなかったです。自慰を見られたかもと思ったシンジが羞恥から突発的にやったことなのかとも思いましたが、
(冒頭シーンがラストシーンの振りに使われたのか、とね。)どうも違うらしい。ところで、アスカの包帯は一体誰が巻いたの?

「でも僕はもう一度会いたいと思った。その時の気持ちは本当だと思うから。」(第26話「まごころを、君に」)

人類補完計画はシンジの気持ちにより失敗したということかな?それにしても初号機ってどこかを突き破って登場するイメージがあるなぁ。
シンジのCVは緒方恵美さん(「PROJECT ARMS」アル・ボーエン役など)。

殺してやる、殺してやる、殺してやる…(第25話「Air」)

初号機のように暴走しかかるも量産型にとどめを刺されジ・エンド。新劇場版の弐号機ならビースト化して局面を打開できたのにね。
アスカのCVは宮村優子さん(「剣風伝奇ベルセルク」キャスカ役など)。

私はあなたの人形じゃない。(第26話「まごころを、君に」)

ゲンドウからアダムのみを奪い、ゲンドウは拒絶するレイ。レイの登場以降、他の漫画やアニメで似たようなキャラが登場してきたような…?
レイのCVは林原めぐみさん(「シャーマンキング」恐山アンナ役など)。

 


「ガフの部屋が開く。」「リリスの卵、黒き月。」
「私たち人間もねアダムと同じリリスと呼ばれる生命体の源から生まれた18番目の使徒なのよ。」
使徒の持つ生命の実と人の持つ知恵の実、その両方を手に入れたエヴァ初号機は神に等しき存在となった。」などなど…
ロンギヌスの槍」「死海文書」等は言うに及ばず、エヴァには宗教的色彩を帯びた言葉が多数出てきて理解するのに困難を極めます。
聞きなれない言葉が出てきたときには取り敢えず流すようにして、後で解説サイトで確認しようかという感じでした。
ですが解説サイトを読んでも、その解説サイトの解説が欲しくなる位これまた難解な説明が並んでいるので途中で諦めました。
なので、物語としてちゃんと理解できているかと問われれば半分くらいという感じです…。