懐古屋

ゲーム(主に対戦格闘ゲーム)やプロ格、フィギュア等々いろいろ懐古する

魔少年ビーティ―(荒木飛呂彦)全1巻

ジョジョの奇妙な冒険」で有名な荒木飛呂彦先生の初連載作品。
少年誌では異色の主人公となります。
タチの悪い悪戯をしたり化石を盗むなどの犯罪も実行したりします。
そのせいもあってか、たったの10回連載したところで終了となりました。
この頃の絵柄も好きだったので個人的にはもっと続いてほしかったです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

タイトルのビーティ―というのは「B.T.」つまりイニシャルです。
(こんな悪行を重ねる少年の本名はとても公開できない、という設定。)
これについては寺沢武一先生のイニシャルであるという説があります。
(寺沢先生が悪童だったというわけではなく、荒木先生がファンだったから。)
あるいはビーティ―という音の響きを優先したという説もあります。
また、ビーティ―はディオ・ブランド―の原型であるとも言われています。
右の絵(読切版がコミックス化された時の挿絵)を見ればそれも頷けますね。
もしかしたら麦刈公一は広瀬康一の原型かも?(お人好しの巻き込まれ型)