懐古屋

ゲーム(主に対戦格闘ゲーム)やプロ格、フィギュア等々いろいろ懐古する

R.O.D-READ OR DIE-(2001年)

初めて見たときは全く予備知識なく見たので、原作がライトノベルだということは後から知りました。
(冒頭に登場する「ねねね」と書かれたメモは何だろうと思ってましたが、原作の方で登場する関係者らしいです。)
私自身、原作もこの後の続編であるTVシリーズも見てないので、このOVA作品のみの紹介&感想を述べていきます。
主人公の読子・リードマンは紙を自在に操れるという特殊能力者。CVは元CoCoの三浦理恵子さんが務めています。
味方の能力者はもう一人しか出てこないので、もっと沢山登場させれば楽しいのになぁとか思いました。(少年誌の読みすぎ?)
声優陣は私の浅い知識で知っているのはほんの数名で、変わった所ではBARBEE BOYSKONTAさんなんかも参加しています。
監督は「宇宙ショーへようこそ」等を手掛けた舛成孝二氏。

本を。(第1話「読子さん、事件ですよ。」)

大英図書館特殊工作部所属、コードネーム「ザ・ペーパー」と呼ばれるエージェントの文系メガネっ娘。本の為なら後先考えず行動します。
意外と三浦さんの声はハマってましたね。

私を誰だと思っているの?(第2話「読子さん、インドですよ。」)

コードネーム「ミス・ディープ」と呼ばれるエージェントで何でもすり抜ける能力者。本名ナンシー・幕張
CVは根谷美智子さん(「鋼の錬金術師ホークアイ役など)ですが、最初声を聞いた時は藩恵子さんがされているのかと思いました。

火薬が足りないのか?(第3話「読子さん、ピンチですよ。」)

読子をサポートする傭兵のドレイク。普通の人間ですが、この戦いに参加できるぐらい戦闘能力は高い。実際、敵を倒したりしてます。
CVは岩崎征実さん(「こちら葛飾区亀有公園前派出所左近寺竜之介役など)。

死に際まで盆暗だな…(第1話「読子さん、事件ですよ。」)

偉人軍団のファーブル(少年期を竹内順子さん(「NARUTOうずまきナルト役など)が担当)と源内(CVは「相棒」俳優の大谷亮介さん)。
クローンにより復活し、特殊能力も付与されています。

 

なぜ、大英図書館に特殊工作部が?この施設は今回以外でどのような時に使うの?なんて疑問は持ってはいけないのかも…。
指示系統はイギリスが舞台のせいかアメリカは蔑ろですね。米大統領をここまで滑稽に扱う作品も珍しい気がします。
一つ気になったのは本当の黒幕が登場していない気がする点ですかね。
偉人軍団リーダーのラスボスもクローンだったので優性遺伝子保存局から偉人の細胞を盗んだ者が他にいるはずなのに登場しませんでした。
原作やTVシリーズでは明らかにされているのかな?(あるいは私が何か勘違いしてるか台詞を聞き逃してしまったか?)